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ウェアラブル機器からスマートホームまで、IoT(モノのインターネット)デバイスの採用が拡大しています。メーカーが市場での優位性を獲得するには、革新的で、迅速な対応が必要です。新しいIoTデバイスを設計する場合、メーカーは製品が他のIoTデバイスとシームレスに通信することを保証する必要があります。IoTプロトコルとしてThread を採用するメーカーにとっての利点は、このテクノロジーが低電力で、安全なネットワークで最大250個のIoTデバイスを接続できるということです。

Thread プロトコル 認証の重要性

Threadは、エッジデバイスからクラウドへの接続を可能にする、IPv6ベースの低電力無線メッシュプロトコルです。このプロトコルは、家電、アクセス制御、天候制御、エネルギー管理、照明、安全、セキュリティなどスマートホームアプリケーションを対象に設計されています。
  
Thread Groupは、2017年にThread プロトコルの認証を開始し、Threadを使用したデバイスを厳密に試験し、簡単で確実にすぐに動作できることを確認しています。認証を受けるメリットとしては、仕様適合に対してメンバー企業からの信頼が高まること、また相互接続性の点で消費者からの信頼も得られるということが挙げられます。
  
ULは、2015年からThread Groupのメンバーです。現在、ULは製品の試験および認証を実施している唯一のThread認定試験所です。

ULご利用のメリット

ULは、IoTエコシステムをサポートするために、技術の継続的開発と普及に努めています。ULの技術専門家は、OCF、Thread Group、WBA、Air Fuelアライアンスなど、規格開発の最前線でリーダーシップをとっています。ULはIoT技術に関して豊富な経験を持ち、北米、欧州、アジアの各地に設置した拠点で、試験を実施することができます。