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年、IoT(モノのインターネット)が普及し、自動車や家電など身の回りのあらゆるモノがネットにつながる世の中になっています。私たちの生活はより便利に、そして快適になると期待されていますが、一方でセキュリティリスクはかつてないほどに深刻化し、2018年までに66%のネットワークでIoT関連のセキュリティ侵害が発生すると予測されています。*

このようなセキュリティ上の懸念事項が、IoTデバイスに対する消費者の信頼性に悪影響を及ぼしています。家庭用製品のメーカーは、IoTのセキュリティリスクを最小に抑え、エンドユーザーエクスペリエンスを向上させるためにサイバーセキュリティ認証プログラム(UL CAP)に目を向けています。**

* * 出典『IRDETO Global Consumer IoT Security Survey』2017年7月
** このプログラムは家庭用製品だけでなく、ネットワーク接続可能な様々なデバイスや製品にも適用されています。

 

ULサイバーセキュリティ認証プログラム(UL CAP)とは?

UL 2900はANSI (米国規格協会)、FDA(米国食品医薬品局)、その他規制当局に認められた世界初のIoTセキュリティ評価規格として誕生しました。

 

UL CAPの利点

  • 競合優位性 — 製品の信頼性が第三者による試験・認証によって証明され、市場競争で優位に立つことができます。
  • リスクの軽減 — サイバー攻撃によって、顧客情報が悪質なハッカーのもとに晒される可能性があります。予防措置を実施することによって、貴社のブランドをセキュリティリスクから守ります。
  • イノベーション — IoTのセキュリティ対策を品質保証プログラムに組み込み、パートナーやサプライヤーが遵守すべき基本的なセキュリティ基準を確立することができます。

 

UL CAPサービスのプロセス

† 認証書が発行されるのは、 UL 2900に適合している場合のみです。

 

セキュリティ試験は、IoT製品を成功させる上で重要なステップの1つです。UL CAPでは、組み込み、スタンドアロンに関わらず、ソフトウェア製品に包括的なレビューを提供します。また、トレーニング、アドバイザリサービス、ワークショップなど、お客様のご要望に応じたサービスを提供します。

コンシューマーテクノロジー事業部

コンシューマーテクノロジー事業部(CTECH)は、試験、認証、およびアドバイザリサービスを通じて、コンシューマーテクノロジー製品の安全および法令順守を推進するULの一部門です。ULのエンジニアは、組み込みシステムやアプリケーションソフトウェアのセキュリティに多くの経験を積んでいます。またセキュリティと倫理的ハッキングに対する専門的なバックグラウンドを有しています。リスクの低減や適切なセキュリティ対策、制御アプリケーションに関して、ガイダンスやアドバイスを提供することができます。