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2018年1月、愛知県みよし市の自動車業界向け試験所 オートモーティブ テクノロジー センター(ATC)内に、国内初となる電気自動車およびハイブリッド自動車(EV/HV)部品向け固定型ダイナモメーター搭載電波暗室「EHV Chamber (Electric & Hybrid Vehicle Chamber)」 を開設し、2018年9月より正式にサービス提供を開始します。EHV Chamberでは、既存の高電圧対応電気試験に加え、EV/HV向け試験をワンストップでサービス提供することが可能となります。ULはEV/HV市場拡大に備える国内車両メーカーおよび部品メーカーの試験期間の短縮を実現し、開発体制のサポートをさらに強化します。

背景

2016年10月に国際規格「CISPR 25:2016 Edition4」が正式に発行され、Annex IにEV/HVに搭載される高電圧電源製品の評価方法が新たに追加されました。EV/HV用車載部品の製品化段階において、走行中を模擬した実負荷試験が要求されます。

提供サービス

EHV Chamberは、最高トルク 125Nm、最高回転数12,000rpm、動力吸収容量170kWまでの実負荷の再現が可能です。さらに、ATCでは欧州メーカーが電気自動車に要求する電気試験(LV123, LV124, LV148も提供しており、近年増加傾向にある車載向け高電圧製品にも対応します。ATCは前述の2つの最新試験をワンストップでサービス提供できる国内唯一の試験所となります。

サイトマネージャーのコメント

今回のEHV Chamberでのサービス開始について、UL Japan コンシューマーテクノロジー事業部 EMC/無線グループ オートモーティブ テクノロジー センター マネージャーの西山 雅紀は次のように述べています。「2018年1月にEHV Chamber新設の発表をして以来、すでに多くのお客様からお問合せを頂いております。今後さらにEV/HV化が進む自動車業界において、EHV Chamberの需要が高まっていることを実感しております。また、これまで国内で対応できなった試験が対応可能になったことも、多くのお客様からご好評をいただいている一因と考えております。国内唯一の固定型ダイナモメーター搭載の電波暗室をはじめとする車載製品に関するさまざまな試験をULのATCでお客様へご提供することで、これからも自動車業界の未来に貢献したいと考えています。」

つなぎたい、クルマの未来

米国・欧州が排ガス規制および燃費規制を開始するなど、現在各国の次世代自動車普及へ向けての対策が急速に進んでいます。国内各車両メーカーおよび部品メーカーも、EV/HVに付随する試験要求に対応すべく、迅速に体制作りを進めています。

ULは、最先端試験設備であるEHV Chamberの導入を通じて、EV/HV市場拡大に備えるメーカー各社の試験/開発体制構築をサポートするとともに、次世代自動車の普及と、自動運転技術の実現に貢献し、未来のクルマに対するトータルソリューションを提供します。

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